〜ハヤトside〜

あかりに、ついに「なぜあの現場にいたのか」と聞かれてしまった。それだけなら良かった。でも他も聞かれたから、俺は全て答えた。

俺の隠し事はもうない。あかりもどうやらそう信じてるみたいらしい。顔でわかる。

そうこう話しているうちに、金森町電波塔付近の交差点がすぐちかくまで見えてきた。

俺たちは、これから迫り来る『死』と『真実』に耐えられるのか?


〜あかりに残された寿命、1年未満〜