【完結】プラスマイナスゼロ

てか、私の聞きたかったこと全部颯斗が、先に言っちゃった…

「そうだったんだ…いろいろと衝撃的で、ビックリした!」

『聞きたいことはそれだけ?他は大丈夫?』

ないよね…もう颯斗が隠していることはなさそうだし…

「うん!大丈夫。ありがと!」

そう答えると、颯斗は

『ならいいよ』

なんか颯斗若干私に、心開いてるかも??二日間もいて、まだ開いてない方がおかしいかもしれないけど…

『てか、そろそろ着くんじゃね?ほらほら!電波塔だからそこだよ!そこ!』

その言葉につられて、私も目の前を見ると、そこには交差点と近くに電波塔があった。