椅子を立ち歩き始める私たち。

「あのさ、ハヤト。この時代から24年前まで戻れないの?」

今回ばかりは2016年から、1974年に戻るとすると42年前。そうなると私の寿命も残りわずかになっちゃう。

『それは、いろいろあって無理。ちゃんと戻るときは、現代に戻ってからじゃないと。』

ちょっとショックだったけどまあ、しょうがない。

『てか、このあとどうする?一回、家戻って明日行く?』

私はハヤトにそう聞かれた。二回も18年前に行って疲れてるから、1日家で休むことにする。

「1日家で休むよ。」

私がそう言うと、

『じゃあ、戻るか』