『『終わったー!!』ハヤト、24年前に行って、あの人を救って…』

あ…また、助けられなかった…どうしよう…
もう2回目なのに…

それより、え、なに?24年前?それがどうしたの?まさか、今回の事件って24年前の『なにか』が関係しているの?

『違う…あいつじゃない!違う』

隣から、犯人とみられる男の姿があった。さっき、私が追いかけた人だ!でも彼の視界に私は、入ってなさそうで呆然と出口に向かっていった。彼は、ただただ『あの』部屋へと向かっていった。

「待って!!」

そう叫んでみても、彼にはなにも届かない。