〜あかりside〜
それから少しして私たちは、2016年に戻った。同じ日本ではあるけどなんだか安心する。

『色々あったし、少し休憩するか?』

ハヤトは、気を使ってそう聞いてくれたけど、あの現場を見せられた以上、呑気に休んでいる暇はない。

「ありがと!でも、私行かないと!美月助けないといけないし!」

そう言うと、ハヤトは一瞬浮かない顔をしたけど

『おう!そうだな!じゃあまた行くぞ。せーの』

『「いざ、18年前に!」』