意識が戻ったと思ったら、なんか古い街に倒れていた。

あ、そうか、タイムリープしたんだ。

隣には、ハヤトが倒れている。どうやらまだ起きていないらしい。

「おーい!ハヤト!!1998年ですよー!起きてくださーい!」

せっかく起こしてあげたのに、ハヤトは

『うるさいなー。もう、なに?』

なかなか起きないハヤトは、なんか私みたいだなー。なんかこれを見てると、お母さんの気持ちがわかる気がする。

「もう起きろやぁぁ!!」

あまりにも起きなさすぎて、キレちゃった。あまりにもうるさくて、びっくりしたのか、

『はい!起きます!すいませんでしたー!!』