「ねぇ?どうしたらいいの?なにしたらいいの?」

さっき泣いていた人とは思えないほど、テンションが高かった。


「まずな、お前は105年間生きた人で将来有名になる。だから、時間というものが十分にある。」


えっと… はい?105歳も生きる?
そんなことあるわけないし。おかしいですよね。てか、なんであなたにそんな事が分かるんですか?


また疑問が次々に浮かび上がってきた。


「なんで、あなたにそんなことが?もしかして、未来が見えるとか?ププッ」


自分で言いながらおかしくなって笑ってしまった。なのにその人は、ニコッと笑顔になった。


『せいかーい!そうなんだよ。未来が見えるから分かったんだよ。
まあ、そう言っても信じてもらえないと思うから、どうやったら信じてもらえるかな?
あ、君の次の行動。また君は転ぶ。』


その言葉に、悔しかったので自分は転ぶはずないとばかりに、立ち上がった。

だが、立った瞬間に足をグキッとくじいて転んだ。