星に願いを、恋に幸せを。

翌日__。

海恋はあまりよく眠れず、薄く隈が出来ているのをメイクで隠し、
コトハとの待ち合わせの駅に向かった。
「おはよ~♪」
「おはよ~さん」
コトハが最近機嫌良いのはカズキのお陰かな。

電車で揺られつつ、海恋は昨日言ってた言葉を聞くことにした。

「あのさ!、昨日言ってた・・・」
ガタンガタンガタン・・・
電車の音が急に大きくなって言葉が
かき消された。