「何かあったんじゃないかって、心配したんですよ!
もう・・・。」
私の心配した気持ち返してよ、かずさん。
「そうか、そうか。
それは嬉しいな。ありがとうな、マネージャーさん。」
笑いながらそう言うかずさん。
かずさんの人柄の良さだろうか、失礼なことを言われても、
なんだか憎めないんだよね。
それも、かずさんなりの愛情表現というか・・・
後輩を好きでいてくれるからこそ、なんじゃないかなと思ったり。
「それで、私はどうすればいいですか?
学校に行った方がいいですか?」
「いや、迎えに行くよ。
陽菜、今どこにいる?」
そっか、かずさん、そう言えば車持っていたよね。
かずさんは実家暮らしみたいで、親があまり車に乗らなくなったからって、
学校には車で通ったり、部活で遠征があるときは車を出してくれたりする。

