キミが好きなのは俺



「…。…ぉ-ぃ。…おーい。」







「あっ…ごめんなさい。」








今日の優くんとの出来事を

優くんと出会った教室や、交わした言葉を




私は思い出しながら

勝手に一人の世界に入り込んでいた。







優くんは、そんな私を、ぼーっとしていると思ったのか


何回か声をかけてくれていたらしい。









「大丈夫か?」








「うん、大丈夫。
 ごめんね。」








運命がどういうものか





そして





これを運命と呼ぶのか、今の私には分からなくて









勝手に一人で今日の出来事を思い出していた自分が、なんだか恥ずかしくなり



照れ笑いしながら、優くんの言葉に返事をした。