キミが好きなのは俺


この2日間で、私の気持ちも少しは落ち着いた気がする。




だけど、それはつまり



今の自分


自分の気持ちに向き合う体制が



整ってしまったということで。




好きだと気付いた感情を



私は前に動かす力に変えることは許されなくて…





だって、そんなことをしたら




優くんに嫌な思いさせてしまうから



もっと嫌われてしまうから。





私の気持ちは



何もしないようにして、いずれ無くさなきゃいけない。





それは、勇気を出して気持ちを伝えるということよりも




難しくて



大変で



苦しくて




辛くて。





でも、向き合えるようになった以上



向き合っていかないといけない。






だったら・・・何も考えられないままの状態の方が良かった。





考えられるようになっちゃったら、考えたくない…。






朝起きて目が覚めたら




このどうしていいか分からない気持ちが




きれいさっぱり無くなっちゃえばいいのに。





「お風呂はいろ。」



私は重い腰をあげて、お風呂場へ向かった。





明日は健一さんと水族館。





少しは気を紛らわせることができるかもしれない。



考えなくてもいい時間を過ごせるかもしれない。





だから明日は、健一さんにお任せすることにしよう。







今は・・・頼らせてもらおう。