キミが好きなのは俺


自分の部屋に着く。





『今日と明日明後日は絶対休めよ。もし来たら速攻帰すからな。』





休むって・・・どうしたらいいんだろう。



寝続ければいいのかな…。



部屋に引きこもればいいのかな…。




今は、朝のような色のない世界ではなくなったけれど


でも一人でいたら




空しくて



寂しくて




人恋しくなる。




結局私は、どうしたらいいんだろう。




私はベッドの上で、膝を抱えてうずくまる。





…もう少し私には、時間が必要なのかな…。





『考えられないときはさ、無理して考えるものじゃねーよ。』





そっか…。



きっとまだ、私は考えられない時なんだ。




そんな簡単に、心に空いた大きな穴が、埋まるわけがない…よね。





かずさんのアドバイスのとおり、一度考えることを、やめてみよう。



気の赴くままに身を任せてみよう。




無理に何かをしたり、計画をたてたり、そういことはしないように。





「…何も考えない・・・何も考えない・・・。」




曲げた膝の上に頭を乗せたまま



私はぶつぶつと念仏のように唱えてみた。





するとだんだん体の力が抜けていき




気づけば私は、横に倒れてそのまま眠っていた。