「あなた? あなたこの授業の履修者? そろそろ授業始まるから、教室に入りなさい。」 いつの間にか、後ろにこの授業の先生がたっていて、教室に入るのを促された。 この授業は本来、1回生の時に取る授業なのだが、 理由があって1回生の時には取れなかった2回生~4回生がとるものだ。 だから、履修人数も30人いかない少人数。 教室に入れば、さっきの彼がすぐに見つかった。 彼も私の存在に気付いたみたいで、 一瞬驚いた顔をしていたけど、 またいつもの微笑みに戻り、 私に手招きをした。