キミが好きなのは俺


『ねぇ…キミさ、俺のこと好きでしょ?』



初めは、急に何を言うのかと思ったよ。




初対面で、ただ見つめていた…



いや



見惚れていたけど、たったそれだけで



どうしてそんなことを言うのかと思ったよ。






『だったら、俺のことは…どう思ってる?』



優しくて大きな手のひらで掴まれた肩から



体中に熱が伝わり




すぐ目の前に優くんがいるから



心臓もどうにかなりそうなくらいドキドキしたよ。






『それってさ…俺のこと、好きってことなんじゃないの?』



・・・あの時は答えられなかったけど




今なら私


ちゃんと



その質問に答えることができるよ。




やっと、自分の気持ちを理解することができたんだ。




やっと分かった、見つけることができたよ。





私の“好き”という気持ち。





私は・・・



私は…




優くんのことが






“好き”だよ。