キミが好きなのは俺


「ふーん。誰に?」


意識はすっかりお菓子の袋を開けることに向けられている亜紀ちゃん。




…興味ないなら聞かなくてもいいのにな。




「うーん…。」




パッと顔をあげる亜紀ちゃん。


「もしかして、男!?」



そして亜紀ちゃんは、開け終えた袋をテーブルに置いて、体を乗り出して聞いてきた。




「あ…うん、一応。。。」


今にも取って食われる勢いだったから、少し圧倒されてしまう。




「もしかして・・・滝沢優から…?」


探るような目つきで聞いてくる亜紀ちゃん。




私の心臓は変にドキドキとしてくる。




「あ、違うよ。これは、健一さんからもらったの。」





なんでだろう。このマグカップはお気に入りで、貰った時、とっても嬉しかったのに。