キミが好きなのは俺


袋に名前が書いてあるわけでも無いし

実際に誰がこの袋をドアノブに掛けてくれたかも見たわけでは無いけど




でも、私が牛乳ぷりんを好きだと知っていて、こんなことができるのは、優くんしかいない。





私は優くんの優しさを感じて、嬉しさと切なさで胸がいっぱいになる。



涙が込み上げてきて、泣いてしまいそうだった。



「こんなに晴れた朝から、泣いちゃだめ。」


私は自分にそう言い聞かせ、顔を左右に振って、泣かないように気合いを入れた。




そして、一度部屋へ戻り、牛乳ぷりんを冷蔵庫にしまってから、学校へと向かった。