キミが好きなのは俺


私が顔をあげると、健一さんは笑顔でありながらも、私の返事を気にしているような感じがした。




「頂いたお皿とマグカップなんですけど、可愛くて、なんだか使うのもったいなくて。

 棚に飾ったままなんです。」





せっかく頂いたにもかかわらず、まだ使っていないことに申し訳なさ感じ

私は控えめに笑いながら答えると




健一さんは安心した様子で


「そっか。飾ってくれてるんだ。」



なんだか嬉しそうな顔をしていた。



「箱に入ったまま、忘れられていたらどうしようかと思ったよ。」


健一さんはくしゃっとした笑顔で、さわやかにそう続けた。




「まさか、忘れるなんてっ。」



私は目を見開いて、手を振りながら、慌てて健一さんの言葉を否定したら、声が裏返ってしまった。





健一さんがプレゼントしてくれたひまわりの描かれたお皿とマグカップ。




なかなか使うことはできなかったけど



お家にいたら何度もひまわりの模様を見てうっとりしちゃうくらい


それくらいお気に入りの物になっている。