「…。」 私がそう言うと桜井くんは黙り込んだ。 重い女って思われたかな。 めんどくさいって思われたかな。 「ご、ごめん変な事言った今の忘れて」 今日はとことんついてない。 「いやそうじゃなくてさ…」 「え?」 「もういいや。補習さぼろ。俺の家行くよ」 桜井くんはそう言って私のカバンと自分のカバンを持った。 そして私の手をぎゅっと握る。 「は?え、ちょっ…!」 補習さぼるとかばかなの? って思ったけどふたりきりになれるならいい。