林檎が倒れてから10分くらい経って・・・・
「たっだいまー!」
「ただいまー!!林檎ー?」
「ただいま帰りました。おや、返事がありませんね・・・どうかしたんでしょうか」
帰ってきた小人たちは挨拶をしながら入ってきて、いつもだったら元気よく返事をしてくれる林檎の声が聞こえないことを不審に思い、あたりを見回しながら中に入ると
赤い果実が落ちていることに気が付いた。
「リンゴ・・・?」
蘭はリンゴを拾い上げた
「おや、少しかじってありますね・・・まさか!」
全員がハッと気が付いた顔をして、すぐに中へと進んだ。

