南海は極普通の中学校生活を送っていた

親友のきとはと一緒に廊下を歩いている時だった

「南海ちゃんだよね?」

そう呼ばれた先には龍基先輩がいたのだ

「は、はい!!」

南海は驚いた
(えっ、!龍基先輩から話しかけられた!?)

「学校生活なれた?」
「なんかあったらオレ聞くから言えよ?」

俺に言えよ?
その言葉にドキッとした

「あ、あとこれ…」

連絡先が書いてある紙を渡された

「これって……!!」
「入れときます!!」