ほしくて、いらない。




「授業もう2ヶ月くらい出てないよな。平気か?」



「大丈夫だと思う」



席についても知樹と話を続ける。



「あ、桜は予備校の授業があんのか」



「そうそう」



私が通っている予備校は、パソコンで授業を受けることができる。



通っているっては言えないか。



入院中も授業は受けていたから、ちゃんと理解できているはず。



「そっか、けど聞きたいことあったら遠慮しないで聞いてな!」



「私より馬鹿なくせに」



「なっ…!」



目が泳いでいる知樹。



図星だぁ〜〜。



「いんだよ!!黙って何も言わずにありがとうって笑っとけ!!!」



「黙ってたらありがとうも言えないんですけど」



「お前なぁ……っとに」



「ははっ冗談だから!ごめんね、ありがとう」



ちょっとイタズラしたくなりました。