ほしくて、いらない。




「てか美咲、私に用事あって電話かけてきたんじゃないの?」



‘‘あ、まあそうなんだけどー’’



「んー?」



‘‘桜そろそろ退院しないのかなーって思って’’



やっぱり美咲大好きだ!



心配してくれてる……



「心配してくれてありがとうね」



美咲の優しさに泣きそうだよ…



‘‘や…あの、そうじゃなくて…や、そうなんだけど…そうじゃなくて’’



……。



「……はい?」



‘‘んーと、近々ね南高の男子と合コン予定してるんだけど1人足りなくてさ。桜退院するようなら〜〜なんて思ってね’’



美咲め…そういうことか。



前言撤回。



美咲の優しさに泣きそうなんて嘘でした。



涙引っ込んじゃいました。



「も〜〜美咲のばーか」



‘‘ううん!心配してるのは本当なんだよ!’’



必死に弁解する美咲。