ほしくて、いらない。




次の日、そう願って入った診察室には、秋田先生が座っていた。



…良かった…



最高に怖かった。



ありがとう秋田先生…



「久しぶりだね〜〜桜ちゃん」



「秋田先生お久しぶりです」



「高沢先生はまだ若い。あんまりやんちゃして困らせるんじゃないよ〜〜」



「いえ、私が困っています」



「はっはっはー。いいね〜〜」



はい?


いいね〜〜?


なにがよ。


全く良くないわ。



「じゃあ診察といこうか、胸の音聞かせてね〜〜」



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「じゃあ安静にしてるんだよ〜〜」



「ありがとうございました」



「うん、じゃあまたね〜〜」



一時間程で終わった。



ていうか、検査結果でたらまた来なきゃってことじゃん……



憂鬱になりながらエレベーターを降りようとしたとき、


…………



……



目の前でエレベーターを待っていた人物に息が止まるかと思った。



その人から逃げるように閉めるボタンを連打した。



カチャカチャカチャカチャ…



お願い閉まって!



カチャカチャ



早く!早くしてよ!