全力片思い

それが余計に私の勘に触れた。

一体笹沼くんはなんなの?
昨日からずっと……!


さすがに私の堪忍袋の緒も切れる。

ここが学校だとか、周囲に生徒がたくさんいることも忘れカレを睨みつけた。


「笹沼くんは私にどうしてほしいの? なんで昨日から一々突っかかってくるの!?」

「なに急に」

どんなに私が声を荒げようと、笹沼くんは至って冷静。

それがまた怒りに拍車をかけた。


「私、笹沼くんに迷惑かけていないよね!? それなのにどうして?」

言葉が続かない。

どうしてわざわざ傷つくようなことを言ってくるの?って。


心が大きく揺れる。

昨日からずっと不思議だった。

一年生のときから顔見知りだったけれど、一度も会話をしたことがなかった。

それなのに話し掛けてきたり、こうやって後を追ってきたり。