「あとで萌の恋バナ、ちゃんと聞かせてよね。全力で応援するから」
「え、ちょっと光莉!?」
なにか大きな勘違いされている気がするんですけど!
弁解する余地もなく先生が教室に入ってくるとチャイムも鳴り、光莉は前を向いてしまった。
絶対光莉、私と笹沼くんのことで誤解しているよね? もしかしたら柳瀬も。
けれどまぁ……勘違いしてもらっていた方がいいのかもしれない。
下手にふたりに私の気持ちに勘づかれるより、笹沼くんのことを好きなのかもって思ってくれていた方が、いいんだよ。
柳瀬の号令と共に始まった古典の授業。
授業中、黒板に書かれた文字を目で追いノートに書き記していると、どうしてもふたりの背中が目に入ってしまう。
お互い黒板に目を向け先生の話を聞いている。
でも授業の合間には、お互い向き合って楽しそうに話している。
確実に近づくふたりの距離を日々感じていた。
チラッと隣を見ると、笹沼くんはノートに書き写している。
きっとふたりを見てきたのは私だけではないはず。
「え、ちょっと光莉!?」
なにか大きな勘違いされている気がするんですけど!
弁解する余地もなく先生が教室に入ってくるとチャイムも鳴り、光莉は前を向いてしまった。
絶対光莉、私と笹沼くんのことで誤解しているよね? もしかしたら柳瀬も。
けれどまぁ……勘違いしてもらっていた方がいいのかもしれない。
下手にふたりに私の気持ちに勘づかれるより、笹沼くんのことを好きなのかもって思ってくれていた方が、いいんだよ。
柳瀬の号令と共に始まった古典の授業。
授業中、黒板に書かれた文字を目で追いノートに書き記していると、どうしてもふたりの背中が目に入ってしまう。
お互い黒板に目を向け先生の話を聞いている。
でも授業の合間には、お互い向き合って楽しそうに話している。
確実に近づくふたりの距離を日々感じていた。
チラッと隣を見ると、笹沼くんはノートに書き写している。
きっとふたりを見てきたのは私だけではないはず。



