「それだけじゃない、お昼休憩の後、私と柳瀬くんがトイレに行って戻ってきたとき、萌と篤志楽しそうに話していたでしょ? ……ふたりを見て柳瀬くんが言ったの。“なんか寂しいな”って。それを聞いて私、萌のこと妬ましく思っちゃって……だからバチが当たったんだと思う。親友に対して最低な感情を抱いてしまったんだから」
捻挫した足を見る光莉の瞳からは、大粒の涙が零れていく。
違うよ、光莉。
光莉はなにも悪くない。
「謝らないで、光莉。……それは当たり前な感情だよ! 好きな人が他の人と一緒にいたり、楽しそうに話しているのを見たら、誰だって嫌な気持ちになる」
私も同じだから。
光莉と同じことを考えてしまっていたから。
「それに柳瀬は私のこと、友達としてしか思っていないよ! 寂しいって言ったのも、友達だからだよ。でなかったら、いつもあんな風にお構いなしに絡んでこないでしょ?」
「萌……」
やだな、自分で言っておいて切なくなっちゃうなんて――。
でも本当の話だ。
柳瀬は私のことなんて、友達以上に思っていない。
だから一連の言動ができるんだ。
好きな子相手にはできないようなことまで出来て、言えちゃうんだ。
捻挫した足を見る光莉の瞳からは、大粒の涙が零れていく。
違うよ、光莉。
光莉はなにも悪くない。
「謝らないで、光莉。……それは当たり前な感情だよ! 好きな人が他の人と一緒にいたり、楽しそうに話しているのを見たら、誰だって嫌な気持ちになる」
私も同じだから。
光莉と同じことを考えてしまっていたから。
「それに柳瀬は私のこと、友達としてしか思っていないよ! 寂しいって言ったのも、友達だからだよ。でなかったら、いつもあんな風にお構いなしに絡んでこないでしょ?」
「萌……」
やだな、自分で言っておいて切なくなっちゃうなんて――。
でも本当の話だ。
柳瀬は私のことなんて、友達以上に思っていない。
だから一連の言動ができるんだ。
好きな子相手にはできないようなことまで出来て、言えちゃうんだ。



