光莉の本音に目を丸くさせてしまう。
「とっ、とにかく歩きながら話すから」
「あっ、うん」
戸惑いながらも光莉と肩を並べ科学室へと向かっていく。
その道中、光莉は自分の想いを話してくれた。
「今まではあまり話したことなかったけど、席が隣になったでしょ? それから話すようになってさ、柳瀬くんのこと色々知ることができて。……一緒に話していると楽しいし、笑顔が素敵だなって思ったりして」
照れ臭いのかノートで顔を仰ぎながら話を続けた。
「いつもクラスメイトのこと考えているでしょ? 周囲をよく見ているし。……私がバイトしていることもなんか気遣ってくれて。“あまり無理しない方がいいよ”って言ってくれたの」
そういう言葉を自然に掛けられるところは柳瀬らしいな。
「男友達って篤志以外では初めてで。……でも篤志と一緒にいるときとは違う気持ちになっちゃうの。柳瀬くんと話せると嬉しくて幸せな気持ちになれるっていうのかな……?」
「……そっか」
光莉はまだ気づいていないんだ。
自分が柳瀬を好きになっているってことに。
「とっ、とにかく歩きながら話すから」
「あっ、うん」
戸惑いながらも光莉と肩を並べ科学室へと向かっていく。
その道中、光莉は自分の想いを話してくれた。
「今まではあまり話したことなかったけど、席が隣になったでしょ? それから話すようになってさ、柳瀬くんのこと色々知ることができて。……一緒に話していると楽しいし、笑顔が素敵だなって思ったりして」
照れ臭いのかノートで顔を仰ぎながら話を続けた。
「いつもクラスメイトのこと考えているでしょ? 周囲をよく見ているし。……私がバイトしていることもなんか気遣ってくれて。“あまり無理しない方がいいよ”って言ってくれたの」
そういう言葉を自然に掛けられるところは柳瀬らしいな。
「男友達って篤志以外では初めてで。……でも篤志と一緒にいるときとは違う気持ちになっちゃうの。柳瀬くんと話せると嬉しくて幸せな気持ちになれるっていうのかな……?」
「……そっか」
光莉はまだ気づいていないんだ。
自分が柳瀬を好きになっているってことに。



