この言葉を君に


「そうですけど、おかしいですか?」

「おかしくはないですけど、変にまじめっていうか…あはは!」

先生は恥ずかしそうに軽く咳払いをした。

「…笑ってないでさっさと終わらせますよ。」

先生は、そう言うと黒板の方に振り返り、再び書き出した。

なんだか、先生の違った一面が見れたな…。