「嘘、あのイケメンと！？」

「うん」

同じクラスの暁 時雨(あかつき しぐれ)はとても驚いている
勿論、私の様な人間と彼が釣り合うとは思ってもいないが

紹介が遅れたけれども、私とお付き合いしている彼の名前は睦月 綴(むつき つづり)
成績優秀スポーツ万能眉目秀麗の三拍子が揃うほどのイケメン

「どうやって引っ掛けたの！」

「いや、そう言うことではなくて」

信じてくれるのか、私の様な凡人の事を好きになってくれた彼を






信じてくれるかな・・・・


「告白されたの」

「・・・イケメンに？告白した、ではなく？」

やけに告白を強調してくる
それほど信じられないのだろう

「守備範囲広いねー」