秋の空と女子高生のレビュー一覧
5.0
こういうワンシーンの切り方は絶妙というか秀逸で、まるで小津映画の1カットをカラーで見ているような作品です。
さながら短編映画のようなショート・ショートで、こんなに読後感が爽やかな作品はなかなか少ないです。
オススメの一篇です。
時を重ねて忙しく流されていく日常。
苛立ちと重苦しさに圧される景色の中に
飛び込んできた二人の女子高生。
笑い合う彼女たちはキラキラと輝いて
燻っていた心に光を落とした。
秋の静けさを感じさせる風景の中で
キラキラ輝く女子高生に対抗するように、
前を見据え直して進み出す力強さが
とても印象的です。
自分も頑張ろうと力をもらえる作品です。
是非、読んでください。
見たくないモノも散々見てきた。 現実に溺れる日々、霞む心。 忘れて往くモノ。 あの頃に戻る事は出来ないが、キラキラした輝きを取り戻せる方法は何かしらあるだろう。 例え其れがキラキラでは無くとも。 皆様も此れを読んで取り戻してくださいまし。
見たくないモノも散々見てきた。
現実に溺れる日々、霞む心。
忘れて往くモノ。
あの頃に戻る事は出来ないが、キラキラした輝きを取り戻せる方法は何かしらあるだろう。
例え其れがキラキラでは無くとも。
皆様も此れを読んで取り戻してくださいまし。
人間って、常に理想の自分を思い描き、それを演じる事で心に安堵をもたらす所があると思うのです。僕の場合は日頃の自分に課せられた仕事に勤しむ事で、支える立場だから言える事、その立場だからこそ言える事に安堵して心のバランスを取っている所がありますが、筆者様の場合はまた違う目線を感じました。 忙しい日常に苛まされ、思い描く理想から少しずれてしまった自分を、彼女達のお陰で軌道修正出来たならとても良い事だな……なんて感じました。
人間って、常に理想の自分を思い描き、それを演じる事で心に安堵をもたらす所があると思うのです。僕の場合は日頃の自分に課せられた仕事に勤しむ事で、支える立場だから言える事、その立場だからこそ言える事に安堵して心のバランスを取っている所がありますが、筆者様の場合はまた違う目線を感じました。
忙しい日常に苛まされ、思い描く理想から少しずれてしまった自分を、彼女達のお陰で軌道修正出来たならとても良い事だな……なんて感じました。
誰しもがそうだった。
今が楽しくて
今が苦しくて
今が愛おしくて
未来はいつだってキラキラと
気付けば何時間も夢中で
取り留めもないお喋りをして…
そんな毎日を私もかつて過ごしていた。
忘れていた何かを思い出す。
私はちゃんと空を見上げているだろうか。
私もまだやれる事があるだろうか。
前を向き、この先の未来へ
思いを馳せる事が出来るだろうか。
秋空のような清々しさと
夏の終りを告げるような切なさが
淡々と描かれています。
なのに読後にとても熱い思いを感じさせてくれます。
先ずは一読を。是非。