どんどん過激になり、どんどん皆酔っていった。
真っ赤になってヘロヘロになる彼らをじとっとした目で見ていた。
逃げようとした斎藤一も山崎丞も、これでは同罪に見えても仕方が無い。
「幹部がこんな所に揃いも揃って大騒ぎですか?」
いつの間にか開いていた障子の外を見て、私以外がそれぞれ絶望的な表情を浮かべる。
「若いうちは元気が一番とは言うけどねぇ…」
そこに立っていたのは、山南敬助と井上源三郎だった。
ニコリと怪しい笑みを浮かべる人と、心配そうに彼らを見つめる人。
対極の2人だ。
口止めをするにも、千鳥足の彼らにはどうにもならなかった。

