拾われた猫。





「オラッ!

雨ちゃんもどんどん飲め!」



永倉新八はさも当たり前のように瓶を私の前に置いた。



ここまで言われると飲むべきなのかと思い、原田左之助が置いたお猪口を口にした。




「……美味しい」

「だろ?!」


いつもよりも子供っぽく笑う平助が一番に反応した。



コクンと頷くと、嬉しそうにまたお酒を飲んだ。




「…総司、平助、香月。

入るぞ…………何をやっているんだ?」




障子を開けて入ってきたのは斎藤一だった。



平助と永倉新八はゲッと顔を固めた。



原田左之助は苦笑を浮かべる。


私も持っていたお猪口を置く。



ただ1人だけ、表情を変えない者がいた。