拾われた猫。





「土方さんが明日、今日の事を上に報告しに行くらしい」



近づいてくる気配に振り返る。



私の隣に座って優しく笑う左之。




「…そっか。

まぁ今日は騒いでるし、トシも仕事どころじゃないよね」


クスクスと笑う私と左之の間に何故か距離があった。



頭の片隅で疑問に思っていたけど、すぐに解決した。



左之は私たちの間に一升瓶を3つ置いた。




「飲むか?」


ニヤリと笑う左之にコクリと頷くと、瓶に手を伸ばした。



私は何となくそれを瓶のままグイッと一気に煽った。



左之はその様子を唖然と見ていた。



そして声を上げて笑った。




「いい飲みっぷりだね」



声の主は私の隣に座る。