拾われた猫。




つまり、私は試されたということになる。




「もし、俺がさっきみたいに言わなかったらどうなるの?」

「監禁生活の始まりだろうな」



左之が眉を下げて、困ったように笑いながら教えてくれる。



私は安堵の溜め息をついた。




「……で、俺を悪者にしたんだ。

やり方は考えてくれた?」



私があの場で平助を守るためとはいえど、曖昧なことを言った。


平隊士たちから見れば一番怪しいのは私。




「お前には拷問室に入っていることにしてもらう」



それと同時に私の両腕は総司によって後ろに組まされた。



たまに触れる長細い何かはきっと縄だろう。



突然のこと過ぎて固まっていた。