拾われた猫。




冬流さんの家の前に男たちが立っていた。



クナイを足に命中させる。




「ぐっ!」




立てなくなった一人の男の首をクナイで斬りつける。


緋い液体はみるみるうちに水たまりを作っていく。




残りの男たちに殺気を放ち、牽制する。




「お前っ…!

捕まったのではないのか!」

「奴ら、失敗したようだな」

「仕方ない。

我らが捕えねば…」




傘の下の顔が歪んでいるのが予想できる。




その時だった。


外の騒がしさに嫌気が差したのか、玄関の戸が開く。



「なんじゃ、騒がしい」



苛立ちながら出てきた彼を男たちは一斉に狙った。