総司の部屋の前に立つと、声もかけずに障子を開いた。 「うわっ! 何、急に」 本当に驚いたように目を見開いていた。 何も言わずに寝転んでいた総司の腕を掴む。 総司は私につられて立ち上がった。 「あのさ、何か用?」 苦笑いの彼を連れて再び道場に行った。 何が何だか分かっていない総司に木刀を渡す。 まだ左之が残っていたので、ついでに審判を頼む。