それを穏やかに見守る勇。 「お前は不思議な奴だな」 いつの間にか私の隣に来ていた左之。 「初めはあんなに殺気剥き出しだった総司がもう馴染んでる。 警戒心しか無かった奴らの真ん中がお前になってる」 彼はいつも言葉をくれる。 私が分からないものを教えてくれる。 私に言わせれば彼の方が不思議だ。 「あ! 左之!」 「抜け駆けはずりぃぜ、左之さん!」 「何の話だよ」 2人に絡まれるのはやっぱり左之だ。 貴方は気づいているのだろうか? 私が中心だと言った貴方も、2人の中心にいることを。