私はドSな彼の家政婦!

「ねぇ・・・ちょ、どこいくの?」

「黙ってろ」

ずんずん手を引かれていく私。
ち、ちょっと〜(汗)

そして、秀也が立ち止まったのは誰もいない社会科準備室。

「ついたの?なにすんの?」

するといきなり、秀也は何も言わずに私を社会科準備室に押し倒した。

「っ…ちょ…な、まって…」

押し倒されたのは、社会科準備室にあるデスク。社会科準備室は中が汚く見栄えが悪いせいか、黒いカーテンがかけられている。外からは何も見えない。=助けが来ないってこと。

「…ふ、ふは笑」

秀也が突然笑い出した。

「ねぇ、ちょっとなに!?」

突然開放されて、私はまず先にさっきのは何だったのか、確認をとる。

「なにもしねぇよ笑だっておまえかわいいから、つい」

「なっ…」

なにそれなにそれなにそれ!?
反則でしょ!?何その笑顔。いつもはSのくせに!!

「そんな格好でいると、また押し倒すぞ?」

びっくりして自分の体を見ると、シャツのボタンが三個あいたまんまで、自分の谷間が少し見えていた。