♪キーンコーンカーンコーン♪
 はぁ。今日も終わった。やっぱり学校は退屈で憂鬱だ。私がいくら手を上げても一度も当ててもらえない。他の人より成績の意欲感心は絶対高いであろう。まあ、私にとって、手を上げても、必死にアピールしても無駄なのだけど。というか自分の席すらないから後ろのロッカーの上に座ってる状態なんだけどね。さあ、下校の時間。さっきの話の続きでもしながら、一緒に帰ろうか。どこまで話したっけ?ああ。笑い事じゃない。までか。そう、本当に笑い事じゃないんだ。察しの良い君ならもう気付いているかな?察しの悪い君だと気付いていないのかも。