私は君のもの。

「きりーつ。れー」





なんとも言えないやる気のない声。




まあ、午後最初の授業が数学なんて
ついてないよね。 はあ。




莉斗と沢山キスをしてまだ顔が火照ってる私は教科書で顔を隠すべくカバンをごそごそ……したのだけど。






「………………教科書、ない。」







……はあああ。今日はほんっとについてないなあ。これじゃあ顔隠せないじゃん。









もうしょうがないから顔隠すのは諦めて隣の席の子に見せてもらおう。








ちなみに私の席は窓際の後ろから3番目。




いざ隣の子に話しかけようとした。けど、



「…あっ、」


つい、小さい声を漏らしてしまった。



さっき莉斗にあれほど『男に関わるな』っていわれといたのに隣男子じゃん!





しかも……