私は君のもの。

私と莉斗は同じ学年だけどクラスが違う。



そのため、いつも私のクラスに遊びに来てくれるんだけど、この前たまたま私が隣の席の笹原君と話してただけでこのざまだ。






こういう考えはよくあって何人もの男子が私のせいで莉斗に苦しめられている。








「そんなわけないでしょ!?私は莉斗の彼女でしょ?」
「じゃあ、ケータイ。貸して?」







これもよくあること。
莉斗は私のケータイの履歴とかしょっちゅう確認してくる。





多分今回はアドレスなんだろうけど。








「いーけど。笹原君のはないよ。」








はい。と言って莉斗にケータイを渡す。
私のケータイなのに慣れた手つきで操作し始める。








「…そーみたいだな。今回は許してやるか…。 ん。」









ぶっきらぼうにケータイを返して
また私を強く抱きしめる。そして、







「おい。愛美。お前は俺の彼女なの。
俺の" もの" なの。俺以外の男子と関わったら、…わかってるよな?」









お決まりのセリフを吐く。





そう。私は莉斗のものでしかすぎない。
莉斗の彼女だけど、" もの" 。







「…わかってるよ。」








私はそう言うしかない。そう言えと莉斗の目が言っているんだもの。









「…ならいーんだよ。」









あぁ、私はこんな愛をくれる莉斗が本当に好きなんだろうか。







………こんな、狂った愛をくれる莉斗を。