中学三年の夏。
今日は高校の説明会。

私、西山さくらは友達の優香と受験に向けて第一志望の高校に見学に来ていた。

優香「ここの学校すごく雰囲気がいいね!次は部活動紹介だって。さくらは何部入るの?」

さくら「うーん。まだ迷ってるの。高校でもバレーボール続けたいけど軽音部も気になるなぁ。優香は?」

優香「私はやっぱりバレーボール部だなぁ。」

さくら「そっかぁ。」

私は中学校三年間バレーボール部に所属していて、三年生の時はキャプテンだった。

生徒A「次は部活動を紹介します。各部活動の代表者は前に出てきてください。」

生徒A「………部ありがとうございました。次は軽音部、お願いします。」

軽音部「はい。軽音部は部員28名で活動しており、音楽が好きな人たちが集まってバンドを組んでいます。ぜひ入ってください。」

パチパチパチパチ(拍手)

さくら(軽音部楽しそうだなぁ。)

生徒A「軽音部ありがとうございました。次はバレーボール部、お願いします。」

バレーボール部「はい!」

さくら(ドキッ///)

バレーボール部「僕達バレーボール部は男子5人。女子3人で活動しています。部員が少なく練習は男女混合で行っています。新入生がたくさん入ってくれると嬉しいです!」

生徒A「バレーボール部ありがとうございました。次は………。」

さくら(ドキドキ///)

優香「さくら?どうしたの?顔真っ赤だよ??」

さくら「あっ、ううん!何でもないよ!大丈夫!」

さくら(バレー部のキャプテン、すごくかっこよかった…。)