「ぼ、僕がわざわざ告白してやってんのに
なんなんだよ、その反応!
むかつくんだよ!」
こっちがむかつくんですけど…
「あんたねぇ……」
あたしが口を開いたその時
横からグイッと誰かに引き寄せられた。
「こいつ俺のだから。
無闇に話しかけないでくれる?」
……声の方向へ目線を向けると
栗色の少しクセのある髪…
切れ長の目があたしの方へ向く。
この人…知ってる……
女の子たちに
いつも騒がれてる人だ…
名前は確か…えーっと…
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…