(…そっか。碧斗さん、女の人を性欲の道具としか思っていないんだった…) 1か月間、私は家政婦として働かせてもらっているが、 最初はどうあれ、そんな感じは微塵も感じられなかったから、つい忘れてしまっていた。 「本当だとしても、だ。そんな宜しくない噂が流れたら、会社の名に傷が付くだろう?」 「…」 あれだけ嫌がっていたのに、"会社"と出た途端、考え出した碧斗さん。 (本当に、仕事が好きなんだなぁ…) 私は、そんな碧斗さんが素敵だと思った。 *******