君と。



3話  昔の思い出


「いつきくん!りさいいって!
 
 屋上いこー!」



「屋上…?立入禁止じゃん」


「へっへっへっ!いつきくん、私
 
 理事長の娘なのよ笑笑」


かりん、私の時もそう言ってたな。
同じドヤ顔をしている。


「すっげーーーー!(✪▽✪)」


予想通りの答えにかりんはにやけて
いる。ほんと、かりんはパパっ子だ。



『いただきまーす』




「ねぇねぇ、2人はさ、昔ここ

 らへんに住んでたんだよね??」


あ、先生がいってたやつやん!笑


「うん、〇〇町10-5」


えっ、うそだ。


「えっ、りさが昔住んでたとこ

 の隣り…だよね?」



そういえば、かりんと、確かに
あと2人小さい頃一緒に遊んだ。




「え…りさ、もしかしてさ、いっちゃ

 んとちーじゃない?」



「あぁ!!」



「りさ、かりん、やっと思い出したね

 手紙送ったけど届いてた?」



「あれ、いっちゃんとちーだったの!」


久々の再開小さい頃ずーっと4人で遊ん
でいたな。なぜか涙がでそうになった。

「あー!!」


「なんでテストの時笑ったの??」


「だって、りさ!久見くんって、爆笑」


「だって、思い出せなかったもん。」





その後も4人でワイワイ話していた、
まるで、仲がいっきに昔に戻って
いった、そんな気がした。



その後もトントンと授業が終わった。


「りーさ!帰ろ!」


「かりん!俺らも!」


「いっちゃん!しょーがないねー」

「あー、りさ、今日このまま
 りさんち直行でいい??前の
 忘れてった服きる!」


あっ、今日お泊り会だった。そう
いえば、小さい頃4人でお泊り会
したなぁ楽しかった〜また、した
いけど…さすがにね




「うん!わかった!」