「鹿島!また遅刻だぞ」
「うっさいなあ、先生」
いつものことじゃん、そう思った。
私は不良。学校でも有名な。
だからビッチだとか風俗嬢だとか言われてる。でもそんな事実ない。
「すいません、教頭!!うちの鹿島がまたっ」
「本当ですよ、しっかりして下さい飛鳥先生!」
「本当にすいません、ほら、鹿島も」
「今日も頭の光がうざいですね、教頭」
教頭は禿げている。だから思っていることを言っただけ。
「鹿島!」