毎日だって好きって言うよ。


私はそれを見て、嬉しくて、安心して、不覚にも泣き出してしまったんだ。


そんな私にばあちゃんは、


「ふ。何で泣くのかねぇ。バカな子だよ。

案外早かっただろが。ばあちゃんはね、お前の為ならスーパーばあちゃんにだってなれるんだからね」


そう言って、私を抱きしめてくれた。



ばあちゃんって時々、物凄く優しいんだ。





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そして時は経ち、中学3年生になった私は高校受験を控えていた。


まぁ、当時からなかなか勉強に身が入らなかった私。


受験に成功した暁には、お小遣い10000円アップと、ずっと欲しかったゲーム機を買ってもらえるという、お母さんの私を焚き付ける為の約束でも、

自分のレベルより数段上の進学校への受験という条件とでは割に合わないと思っていた。


そんな私が、進まない受験勉強にその日もリビングで悶えていた時のこと。



「陽伊代!!何堂々と漫画なんか読んでサボってんだいっ!!」



「いだっ!ばあちゃん!大事な脳細胞が減るよぉ」



ゲンコツを食らった私が、頭を撫でながらそう言えば、「減る程ないだろが!」と一喝される。