毎日だって好きって言うよ。

いや、だってさ?

あの、悠太先輩だよ!?


確かに昨日は、今までにないくらい甘々モードの先輩だったけど、普段を見てごらんなさいな!


どんなに告白しようが、軽〜くあしらわれる日々。


その上、私の前でも堂々と色んな女の子とイチャコライチャコラ。


挙げ句の果てには、イチャコラ現場にたまたま出くわした私。


それに気付いた先輩に、イチャコラしながら手でシッシッと払われる始末。


あ。これは、今日の出来事ね。


えぇ。

ひょっとしたら今日も甘々モードの先輩かもって期待をした私がバカでしたとも。




そんな態度の悠太先輩が私を手放したくない?


手放したくないだと!?


絶対ない!


今食べてるケーキが、実は100万円でした!ってくらいあり得ない!


「あれ…なんだろう…。しーちゃん…なんか…涙出てきたよ…」


「やっぱ悲しいんかい。」


「一体いつになったら振り向いてくれるんだよぉぉぉ!先輩ぃぃぃぃ!!」


テーブルに突っ伏する私をしーちゃんはサラッと無視して、追加のドリンクを注文してる。