「うるさいなぁっ!お姉ちゃんみたく男を糞とも思わない女には分からないよぉぉ!!」
「をい。さり気なくディスるんじゃねぇ」
そう。
お気付きかと思いますが、今日は私の誕生日。
約束の10月30日です。
約束というのはもちろん、悠太先輩から来るはずの『おめでとう陽伊代♡』と言った内容のライン。
私はそれをひたすら待ち続けているのです。
失敗した…。
時間指定しとくんだった…。
と後悔も甚だしい所ですが、
まぁこんなやつれながらも、ドキドキワクワクする気持ちは不思議と薄れないわけで…。
いつ来るのかな!?
いつ来るのかな!?
と待ちわびていたら、あっという間にこんな時間になっていたわけです。
「もう、お昼過ぎだよぉ…。
普通さ?0時ピッタリに来なかったとしても、午前中にはラインするよねぇ?」
「んなの人それぞれでしょ。大体さ、忙しい奴なんでしょ?その悠太先輩とやらは…。確か、女遊びで」
「ぐはっ。血も涙もないこと言わないでよ…。それでも姉かっ!」



