毎日だって好きって言うよ。

リビングのソファーに足を組んで踏ん反り返っているのは、我が姉の陽依【ひより】。


3つ年上で、私とは正反対の女王様気質な姉は、これまた私とは正反対の美貌が兼ね備わっていて、

大学に進学してからというもの、数々の男を手玉に取り、そして数々の男をゴミのように捨ててきた、いわば恋愛のスペシャリストだ。


至って平凡な顔。恋愛超初心者。犬体質。男に騙されるダメ女タイプ(姉いわく)


である、とことん姉とは正反対の私のよきアドバイザーだ。


「誰がアドバイザーだ。あんたがいつも泣き付いてくるだけでしょ」


「スミマセン。読者様へ向けた解説にツッコミを入れないでもらっていいですか?」



ソファーの上で踏ん反り返ってる姉の足元で、テーブルに項垂れている私。


こんなに急速に老け顔になったのには訳がある。


ていうか、訳なんて一つしかない。



「あんたホント犬よね。夜中0時から寝ることもせず、スマホ片手にご主人様からの連絡をひたすら待ち続けてるとか…。
ごめん言わせて?バカじゃないの?」